1つの座標 [x, y, z] が示す位置は必ず1カ所だけと決まっています。これを「絶対座標」とも呼びます。それに対し、例えば「プレイヤーの5ブロック上」といったように、プレイヤーとの位置の差を表した座標を「相対座標」といいます。
構文
[x, y, z]・・・絶対座標
[“~x”, “~y”, “~z”]・・・相対座標
使用例
1 agent.teleport([“~5“, “~0“, “~0“])
プレイヤーの位置がどこであっても、エージェントのテレポート先を [“~5″,”~0″,”~0”] とすることで、エージェントがプレイヤーの5ブロック東方向に瞬間移動します。
- x ・・・・・ 東方向への距離
- y ・・・・・ 上方向への距離
- z ・・・・・ 南方向への距離
2 agent.teleport([“^0“, “^0“, “^5“])
“~” を “^” に変更し、[“^0″,”^0″,”^5”] とすることで、東西南北に関係なく、プレイヤーの向いている方向に対して5ブロック前方へエージェントを瞬間移動させることができます。
- x ・・・・・ 左方向への距離
- y ・・・・・ 上方向への距離
- z ・・・・・ 前方向への距離
“~0” や “^0” はゼロを省略して “~” 、 “^” と書くこともできます。